現代のオーディションの応募の方法

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近年、インターネットの普及により日常生活でも活用することが増えてきており、何かアクションを起こすのも便利な世の中になってきています。

その便利さの一つに、web応募できるオーディションがあります。モデルや俳優、アイドルなど芸能人になりたいという方にとって、web応募ができることのメリットにはどんなことがあるのでしょう。

オーディションに応募する場合、どんな準備をしなければいけないのでしょう。応募用紙に記入し写真を撮影しなければならず、web応募でない場合は期日までに郵送しなければなりません。

しかもオーディションが自分の住んでいる地域のすぐ近くで行われているなら、郵送でもそれほど時間はかかりませんが、近隣で行われない場合は確実に期日に間に合うよう早めに郵便を送らなければいけません。オーディションの応募に気づくのが遅ければ、準備期間も短くなり間に合わないということもあるでしょう。

しかし、web応募であれば期日ギリギリまで準備期間があるので、余裕を持ってオーディションの準備をすることができるメリットがあります。また余裕を持つことでギリギリまで書類の推敲ができる点もweb応募のメリットと言えるでしょう。

自己PRや自己紹介文など、書類による応募と同じようにweb応募でも記入しなければなりませんが、期日までにじっくりと文章を考えることができます。その他にも画面で見る写真の方が写りは良く、写真よりもきれいに見えることもメリットになります。

web応募のメリットは、オーディションを受ける側だけでなく主催する側にもメリットがあります。

オーディションの応募の際、郵送での応募であれば応募用紙に記入し、写真の撮影に行って選び、最後に封筒に入れて郵便局やポストに出しに行かなければなりませんが、web応募であれば自宅でパソコンを使って必要事項を記入し、写真のデータを添付すれば送信するだけと、応募の際の準備に手間がかかりません。

郵送の場合、準備の前の段階で手間を考えて応募すること自体を諦めてしまう方も少なからずいるでしょうが、web応募の場合、写真の撮影に外出することがあっても、データでもらえば自宅のパソコンで選ぶこともできますし、送るのもクリック一つで済むことから手軽に応募をすることができるため、応募する人数が増える可能性も高くなります。

主催者側としては、応募の人数が増えることでその分野に興味を持つ方が増えることになり、その中から求める人材以外にもキラリと光るものを持った方を見つけ出せる可能性が高まることになります。このようにweb応募でオーディションを行うことは、主催者側にとってもより多くの人材を見つけることができるメリットとなるのです。

web応募が一般的に広がり、より多くの方がオーディションに応募することができるようになりましたが、その反面、オーディションへ応募したという心構えが薄くなってきてもいます。

郵送であれば、応募書類への記入や準備でオーディションに応募したという気持ちと責任を強く感じることができますが、必要事項はパソコンで記入し、クリック一つでオーディションに応募できるweb応募では、インターネットでアンケートに答えたりするのと同じような手軽さを感じる方も多いでしょう。

そのため、いざオーディションの合格の知らせが届くと辞退するということも少なからずあります。手軽に応募できることから軽い気持ちでオーディションに応募することで辞退などが増えているかと思いますが、辞退した方が合格したために落ちる方がいるということを忘れてはいけません。

また手軽に応募できるからと家族に相談せずに応募し、合格通知が届いてから反対を受け辞退する方もいます。郵送での応募であろうともweb応募であろうともオーディションを受ける際は、家族の承諾を得て、軽い気持ちで応募するのではなく、オーディションを受ける責任と心構えをしてから応募するようにしましょう。