挑戦するなら当然良い結果を望むものです。
オーディションに合格するには、短時間でいかに自分の魅力を売り込めるかに掛かっていますが、どれほど自分で魅力的な所と思っていても、それを審査する者がそう思うか否か分かりませんし、場合によっては気付いてさえ貰えないケースもあります。
勿論地力を地道に積み上げていく事がオーディションに限らず重要な事に変わりませんが、同時にオーディションを受ける人達も同様に努力を積み重ねてきたと考える必要があり、競争率がすごいオーディションではその中からいかに出し抜くかという事を考え出さなければなりません。
そういう場面では芸は身を助けるなどという言葉があるように、何か人に自慢できる特技を有しているというのは分かり易く審査員にアピールすることのできる大きな武器となるでしょう。
ただその特技の方向性によっては必ずしも良い方向に向かうとは限らないため、受けようとするオーディションがどういう人材と能力を求めているかも良く考慮した上でその特技を披露するか決定する様にしましょう。
それでも何かを達成したり、何らかの賞や大会で一位を掴んだりといった特技を持っていれば、もしオーディションの求める方向性とは違っていても一目置かれる人物だと評価されることもあるので、やたら首を傾げる様なものでなければそのような秀でた特技は積極的に披露していっても良いかもしれません。
注意すべきは、いくらそのような特技が一回きりの時間が区切られたオーディションにおいて大きな能力を持っているといっても、あくまでオーディションで審査する折の一要素でしかないといえます。